暑中見舞いの喪中もマナー 相手に出す場合の文例と心づかい

夏の悩み

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暑中見舞いを出すお相手が喪中の場合
マナーとしてはどうすべきでしょうか?
 
 
今回は「喪中」の意味を再確認し
簡単な文例を混じえながら
お相手への気遣いを学びます。
 
 

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暑中見舞いの喪中のマナー

 
 
年賀状の場合は、喪中の方から
「喪中はがき」(年賀欠礼状)が来ますよね。
これは、身内に不幸があった時に
 
 
「喪に服すため、新年の挨拶ができずに
 申し訳ありません」ということを、
事前に知らせるはがきです。
 
 
年賀状とは、新年を「祝う」ものであり
「おめでとう」の言葉が入りますから
 
 
身内が亡くなられた方にとっては
「めでたく新年を迎えられていない」と考え
年賀状を控えるのが、一般的になっています。
 
 
※喪中に年賀状を受け取るのは
 マナー違反ではありません。
 詳しくは「年賀状」のページをご覧下さい。
 
 
ですが、暑中見舞いは
「祝い」ではなく「お見舞い」です。
 
 
例文のページでもお伝えしたように
相手の安否を気遣うのが暑中見舞いの目的。

 
 
「暑中お見舞いおめでとうございます」
なんて言いませんよね。
つまり、出しても問題ないんです。
 
 
では、もう少し詳しくお話しします。
 
 

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暑中見舞いを喪中の相手に出してもいいの?

 
 
上でお話ししたように「出してよい」ですが
忌中の間は、遠慮する気遣いも必要です。
 
 
「忌中」は四十九日の法要まで
「喪中」は一周忌までの間です。
 
 
忌明けが立秋(8月6~8日)を過ぎていたら
「残暑見舞い」として出します。
 
 
四十九日までは、何かとバタバタしますし
気持ちも落ち着かない時期ですからね。
 
 
さらには、文章や写真
絵柄などにも気を配りましょう。
次の章で詳しくお話しします。
 
 

暑中見舞いを喪中の方に出す場合の文例

 
 
喪中に慎むべき「祝い事」ではないにしろ
やはり、相手を思う「お見舞い」ですから
あまり派手なものを選ぶのはやめましょう。
 
 
絵柄が印刷されているはがきの場合
シンプルなものを選ぶことをおすすめします。
 
 
また「忌み言葉」にも気をつけます。
 
 
・重ね重ね
・度々
・しばしば
・益々
・返す返すも
 
 
このような重ね言葉や

・九(苦しむを連想)
・四(死ぬを連想)
・消える、迷う、浮かばれない

このような言葉も避けて下さいね。
 
 
簡単な文例の1つとしては
 
 
「暑中お見舞い申し上げます。
 ○○さんがご逝去され、寂しい日々を
 お過ごしかとお察しいたします。

 心よりお悔やみを申し上げます。
 暑い日が続きますが
 お体を大切にお過ごし下さい」

 平成○○年 七月」
 
 
このような形でいかがでしょうか。
各箇所に、アレンジを加えて下さいね。
 
 

まとめ

 
 
喪中の時に、暑中見舞いが届き
気遣いの言葉が書かれてあると
 
 
その優しさや温かさが伝わり
とても嬉しいものです。
 
 
変に気を回しすぎて
「出さない」のではなく
マナーを守って、心を伝えましょう。
 
 

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