自由研究の結果の書き方~小学生の理科の実験のまとめ方

子ども

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自由研究シリーズ第三弾。
今回は結果の「書き方」と「まとめ方」
小学生の理科の実験編です。
 
 
自由研究で実験をしたら
模造紙や画用紙に結果をまとめて
発表したり、廊下に飾ると思います。
 
 
わかりやすく、見た目もよく
カッコいいまとめ方をご紹介しますね。
 
 

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自由研究の結果の書き方

 
 
第一弾では「調べる系」
第二弾では「工作」について
夏休みの自由研究のお手伝いをしてきました。
 
 
今回は実験の書き方と、まとめ方です。
まずは、書き方のコツですね。
 
 
自由研究は

1.目的
2.予想や仮説
3.調べ方
4.調査、実験、観察
5.結果
6.わかったこと、感想

この順番で書いていきます。
 
 
模造紙や画用紙に書く場合は
いきなり本番用紙に書くのではなく
 
 
一度ノートに「レイアウト」を
さらっと下書きしてみましょう。
イメージを絵と字に起こす感じです。
 
 
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タイトルは、大きく太く
わかりやすいものにしましょう。
「疑問に思ったこと」を書けばいいです。
 
 
1は、テーマを選んだ理由を書きます。
どうしてこれを知りたいと思ったか?
例えば
 
 
「ペットボトル飲み物も水筒みたく
 ずっと冷たいといいのになぁ・・・
 と思ったからです!」などですね。
 
 
2は、かなり大事なポイントです。
予想したり、仮説を立てておくことで
結果と比べられるからですね。
 
 
予想と結果が一致しなくても
実験をしたことで「新しい発見」
これができたということですから!
 
 
3は実験方法や、調べ方です。
箇条書きにすると読みやすいですね。
 
 
・使う道具や準備したもの
・時間と状態
などを書き込みます。
 
 
4、5は実際の実験データを
グラフにしたり、表にしたりして
時間ごとの経過状態などを入れ
 
 
「Aだとこうだが、Bだとこうなった」
という部分が伝わるように
比べながら書くといいですよ。
 
 
5で「結果と予想の違い」
などを入れてもいいですね。
 
 
6は最後の「まとめ方」の章で
詳細をご説明しています。
 
 
必ずしも1~6がないとダメ!
というわけではありませんが
 
 
目的→実験方法→結果→わかった事
この流れは変えないで下さいね。
 
 

小学生の理科の実験 自由研究のテーマ

 
 
「実験」と言えば、おすすめなのは
やはり「理科をテーマにしたもの」でしょうか。
 
 
理科と言っても、難しいものではなく
「生活に近い、興味深いもの」です。
いくつか例をあげてみますね。
 
 
・ペットボトルで保冷の実験

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水筒の水がいつまでも冷たい理由は?
水筒のように冷たさを保つには
どうしたらいいのか?を調べます。
 
 
ペットボトルを何本か凍らせて
タオルで巻いたり、新聞紙や
アルミホイルで巻いてみます。
 
 
時間を計って、どれが最後まで冷たい?
これを表にまとめる実験です。
低温やけどには注意して下さいね。
 
 
また、パンパンに水を入れると
破裂する恐れがありますので
水は7分目程度に入れて下さい。
 
 
・フルーツで凍り方の実験

上の実験からのヒントなんですが
ゼリーやジュースを凍らせたことはありますか?
 
 
凍っても固まらないゼリーや
フルーツの謎に迫ります!
 
 
注意点は、炭酸です。
私も子供の頃、経験ありなんですが
破裂しちゃうんですよね。
 
 
「おもしろ実験」で有名な
カッシ兄弟の動画も参考になります。
 
 
[su_youtube url=”https://www.youtube.com/watch?v=0Hv-chNEdR4″ width=”500″]
 
 
静電気ネタで、もう一つ。
ストローをタオルやティッシュで
ぐわーっとこすって静電気を起こし
 
 
細く出した水道の水に近づけます。
すると、水が引き寄せられるんです!
 
 
水以外でも、氷や髪の毛
アルミ缶などで実験してみましょう。
 
 
ここでは、日数のかからない
「簡単なもの」をご紹介しましたが
 
 
高学年となれば、もちろん
もっと難しい研究テーマもいいですよね。
 
 

自由研究のまとめ方 小学生編

 
 
6の「わかったこと」「感想」
これが「まとめ」になります。
 
 
模造紙や画用紙、クリアファイルなど
まとめ方は人それぞれです。
 
 
自分がまとめやすく、かつ
人に伝えやすい方法を選んで下さい。
 
 
研究の結果だけでは不十分です。
予測・仮説との違った点や
 
 
実験を通して、自分が思ったこと
感じたこと、学んだこと、意見等を
文字にして伝えます。
 
 
予測と比べて、どうだったのか。
結果から、何を学んだのか。
どんなことに気付いたのか。
 
 
そして、さらに新しい発見があった場合
次はどういう視点から攻めてみたい!
など、深掘りしていってもいいと思います。
 
 
次回の研究に繋がりまますからね。
好奇心は、子供の必須項目です^^
 
 
オリジナル性を色濃く出せると
「私だけのもの」が出来上がります。
 
 
それには「どう思ったか」が
とても大事だと思いますので
例えば
 
 
「ペットボトルを凍らせていたら
冷凍庫の電気の仕組みや
家の電化製品にも興味が湧きました」などですね。
 
 
また、写真やイラストなどは
説明が下手でも伝わりやすいので
メリハリを付けながら貼っていくと
 
 
見やすく、伝わりやすいものが
できあがると思いますよ^^
 
 

まとめ

 
 
文字で思いを伝える興味
いかに「見せる」物を作れるかの意欲
「わかりやすさ」にこだわる気持ち
 
 
それぞれの思いが湧き上がるのが
夏休みの自由研究です。
 
 
「やっつけ仕事」だと思わないうちに
子供の力を
陰ながら伸ばしてあげましょうね!!
 
 

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