寒中見舞い 喪中のマナー 返事の文例とテンプレート

冬の悩み

kancyuumimaimocyuumana
 
 
年末に喪中はがきが届いたら
「年賀状は出さずに寒中見舞いを出す」
というのが一般的とされていますが
 
 
そういった時のマナーはご存知ですか?
ここでは、好ましくない言葉や
タブーな表現など、文例を混じえてお伝えします。
 
 
最後の章では、
テンプレートの紹介をしていますので
参考にされてみて下さいね。
 
 

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寒中見舞いを喪中の相手に送る時のマナー

 
 
喪中のお相手に寒中見舞いを出す場合
何を書けばいいのか?写真付きはいいのか?
そもそも、出していいものなのか?
 
 
寒中見舞いがはじめてだと
まったくわかりませんよね。
 
 
これは「暑中見舞い」の冬版で
いわば「季節のお便り」ですから
 
 
お相手の安否を気遣い、近況報告をする
これが目的で出すものです。
 
 
お見舞いやお便りですから
喪中のお相手に出しても大丈夫。
逆に、出さなくても失礼にはなりません。
 
 
出す場合は「祝いの言葉」
「おめでたい言葉」は
使わないように気をつけましょう。
 
 
「明けましておめでとうございます」
「年賀」「謹賀新年」「Happy New Year」
「賀正」などがそれに当たります。
 
 
「今年もよろしく願い致します」
は使用できます。
 
 
次に、写真付きはがきについてです。
基本的には、写真や絵はOKですが
お相手が喪中にあったことを忘れてはいけません。
 
 
思い遣って言葉を選んだわけですから
写真やイラストも選んであげて下さい。
 
 
楽しそうな家族写真や
お正月をイメージさせる写真、
 
 
派手すぎる色使いやイラスト、
干支なども年賀状ではないので
使わないようにして下さいね。
 
 
お相手は悲しみの中にいるわけですから
その方に送れるものかどうか?
よく考えて判断しましょう。
 
 

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寒中見舞いで喪中はがきにお返事する文例

 
 
「寒中」とは「小寒(1月5日頃)」から
「立春(2月4日頃)」までをいいます。
「冬の寒さが厳しい期間」ということです。
 
 
年賀状でご挨拶できなかった方へ
寒さで体調を崩していないか
健康を気遣う言葉をかけて
 
 
次に、お悔やみの言葉や
こちらの近況報告などを書き
最後に、お相手を思い遣る言葉で終わります。
 
 

[su_note note_color=”#fdfdcc”]【文例1】

寒中お見舞い申し上げます。

ご服喪中と存じ、年始のご挨拶は
遠慮させていただきましたが

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今はとてもお辛いこととお察し致しますが
寒さ厳しき折、どうぞお体を
大切にお過ごしください。

平成○○年 一月[/su_note]
 
 
[su_note note_color=”#fdfdcc”]
【文例2】

寒中お見舞い申し上げます。

ご服喪中との由を賜り、年始のご挨拶を
失礼させていただきました。

突然のご逝去の報に驚きを隠せません。
謹んでお悔やみ申し上げます。

厳寒の折から、くれぐれもご自愛下さい。

平成○○年 一月[/su_note]
 
 
[su_note note_color=”#fdfdcc”]
【文例3】

寒中お見舞い申し上げます。

年賀欠礼はがきにより訃報を知り
ただ驚いております。

いつも笑顔で迎えて下さったお姿を
懐かしく思い出しております。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

こちらは何も変わりはありませんが
寒さはこれからが本番です。
どうかお身体大切にお過ごし下さい。

平成○○年 一月[/su_note]
 
 
文例はあくまで「例」ですので
それぞれアレンジして下さいね。
 
 
伝えたい報告を書く場合は
最後に「なお、私事ですが」に続けて
「○月に引っ越ししました」のように付け足します。
 
 
結婚や出産などの報告は
上に書いた、写真や絵と同じで
 
 
悲しみの中にいるお相手を
余計に悲しませないよう
よく考えて下さいね。
 
 
不安な場合は、書かないか
喪が明けてから改めて
報告すれば良いと思いますよ。
 
 
文例は、親しい友人であれば
型にはまった文面より
親しみを込めた文章でもいいと思いますが
 
 
「親しき仲にも礼儀あり」
ここを踏まえて、書いて下さいね。
 
 

寒中見舞い 喪中の方へ送る時のテンプレート

 
 
喪中の方へ送る寒中見舞いは
官製はがきか、私製はがきを使います。
年賀状の余りは、使わないで下さい。
 
 
私製はがきを購入するのなら
カジュアルなイラストや
派手なデザインのものは避けましょう。
 
 
官製はがきに自分で印刷する場合は
こちらのサイトに無料テンプレートがあります。
 
 
年賀状プリント決定版
http://nenga.templatebank.com/kanchu/
 
 
季節のお便り用と、喪中の方に送る用は
文面が違いますので、間違えないようにして下さいね。
 
 

まとめ

 
 
寒中見舞いは、松の内を過ぎてから
立春までに出しましょう。
1月7日~2月4日頃までです。
 
 
これを過ぎると「余寒」となります。
「余寒見舞い」ということです。
本来は、季節の挨拶ですからね。
 
 
「拝啓」や「敬具」などは不要ですが
友人宛てでも、砕けすぎないように
気を付けて下さいね。
 
 

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