インフルエンザと風邪の違い ベストな検査時期とかかったらどうするか

病気

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インフルエンザと風邪の違いや見分け方、
検査で陽性が出やすい時期や
ベストなタイミングをお伝えします。
 
 
もし、インフルエンザにかかったら
どれ位で治るか?何日休むか?なども
合わせてお話ししています。
 
 

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インフルエンザと風邪の違い

 
 
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風邪インフルエンザ
時期1年を通じて主に冬季に流行る
原因コロナウイルス、
ライノウイルスなど
様々なウイルス
(200以上ある)
予防のワクチンはない
感染力はあまり強くない
インフルエンザウイルス
A型、B型などがある
その年に流行る型を予想し
ワクチンが作られる
感染力が強い
進行ゆるやか
じわじわ進む
急激
激しい症状が突然起こる
症状くしゃみ、喉の痛み、咳
鼻水、鼻づまり、頭痛
風邪の症状に加え
全身の倦怠感
筋肉痛、関節痛、食欲不振
発熱37~38℃38℃以上の高熱

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風邪は鼻や喉からじわじわと
症状が進むことが多いですよね。
 
 
対してインフルエンザは
いきなりの高熱や頭痛、筋肉痛など
突然の全身症状が特徴です。
 
 
上の表が、風邪とインフルエンザの
見分けポイントになりますが
自己判断せず、受診するのが1番です。
 
 
なぜなら、インフルエンザウイルスには
抗インフルエンザ薬が有効で
発症後にすぐ飲めば、発熱期間が短くなるんです。
 
 
高熱が続くのは、大人でも辛いですから
子どもはもっと辛いですよね。
 
 
それに、インフルエンザって
肺炎や喘息発作、脳炎など
合併症や重症化も心配ですし
 
 
家族や職場、お友達などなど
人に移してしまいますよね。
 
 
病院では検査をして
「陰性」「陽性」の判断をします。
 
 
次の章では、検査の方法と
検査を受けるベストな時期をお話しします。
 
 

インフルエンザの検査の時期

 
 
インフルエンザの潜伏期間は1~3日。
その後、激しく発症しますが
検査は早すぎても、遅すぎてもいけません。
 
 
発症後、12~24時間以内は
ウイルスの数がまだ少ないので
 
 
早すぎると「陰性」と出る場合があり
正しい反応が得られないためです。
これは「偽陰性」と呼ばれる例です。
 
 
「明らかにインフルの症状なのに」
「家族全員、インフルなのに」
という場合に「偽陰性」だった時は
 
 
後日、医師に再検査を勧められるか
自分から再検査を希望することになりますが
 
 
偽陰性でも抗インフルエンザ薬を
処方される場合もあります。
 
 
「陽性の可能性が高いなぁ・・・」
と、医師が判断した場合ですね。
 
 
診断書や登校許可書も、陰性でも
医師の判断でもらうことが可能です。
 
 
逆に「陰性です」といった診断書は
もらえないと思って下さい。
 
 
検査で陰性でも、翌日の再検査で
「陽性」と出る例が多いからですね。
 
 
次に「遅すぎ」がダメな理由は
抗インフルエンザ薬は、発症してから
 
 
48時間以内に飲み始めないと
効果がないと言われているからです。
 
 
つまり、検査に行くベストな時期は
発症後24~48時間以内ということですね。
 
 
※ウイルスの増殖度によるので
早くて8時間で陽性反応が出る場合も。
 目安として考えて下さいね。
 
 
発熱してすぐに病院に行っても
熱が下がって3日経ってから行っても
正確な結果は出ないということになりますが
 
 
検査結果がすべてではなく
最終的には医師の判断、ということですね。
 
 
ちなみに「発症後」の基準ですが
熱がなくても、何らかの症状があれば
それが「発症」と考えてOKです。
 
 
「具合が悪くなってから○○時間」
ということですね。
 
 

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インフルエンザにかかったら

 
 
病院でインフルエンザと診断されたら
薬を飲んで、水分補給をして
よく眠ることが大切です。
 
 
薬でウイルスが増えるのを防ぎ
水分補給で高熱による脱水を防ぎます。
 
 
お風呂に入るのは、熱が下がってから。
浸かるだけでも、体力を消耗するので
ウイルスに対抗できなくなるからです。
 
 
休む期間は、大人で解熱後2日
幼児で3日が一般的です。
うちの子たちが通う小学校では
 
 
「発症後5日、解熱後2日過ぎてから
医師の許可が出たら登校できる」
 
 
とされていますが、これは
「学校保健安全法施行規則」で
決まっているそうなんです。
 
 
というのは、インフルエンザウイルスは
熱が下がっても感染力が残っていて
他人に移してしまう可能性があるんですよね。
 
 
風邪と違い、感染力が高いですから。
周りに迷惑はかけたくないので
最低でも解熱後2日は休みたいところですが
 
 
大人は職場での問題もあるので
医師とよく相談して決めて下さいね。
 
 
ちなみに、インフルエンザには
A型、B型などの「型」や
ウイルスの種類がありますので
 
 
「一度かかれば大丈夫!」
というわけではありません。
ウイルスは毎年変化しますしね。
 
 
去年、私の友人は1ヶ月の間に
2回インフルエンザにかかりました。
 
 
その直後に家に遊びに来たんですが
友人曰く「治ったから来た」との事でしたが
 
 
解熱後2日以上経っていたのだろうか?
深く考えず、確認もしなかったんですが
 
 
その2日後に、子どもが熱を出したので
今思えば、移ったのかもしれません。
 
 
「移ったのかも」と、定かでないのは
冬休みだった為、検査に行かなかったからです。
 
 
念のため、1週間は家族以外
誰とも会わないように過ごしました。
 
 
私も、うちの子たちも
毎年予防接種を受けているので
 
 
「移ったけど軽かっただけ」なのか
「単なる風邪だった」のかはわかりませんが
 
 
友人はきっと、感染力が強いことを
知らなかったと思いますし
当時は私も、ここまで詳しくなかったので
 
 
悪気はないけど、知らないってコワイ。
今は深くそう思います。
 
 
私は喘息があるし、子どもの主治医から
「予防接種は受けた方がいい」
と言われているので
 
 
今まで辛い思いはした事がないですが
考えたら、パパは受けたり受けなかったり。
1人だけかかったら、どうするんだろう?
 
 
そんなわけで、次回は
「家で自分だけインフルエンザにかかったら」
 
 
このテーマでお話ししたいと思います。
ここまでお読みいただいて
ありがとうございました。
 
 

まとめ

 
 
検査を受けるかどうか迷った時に
特に子どもや高齢者の場合は
 
 
けいれんしていないか?
意識はしっかりしているか?など
よく様子を見ることも大切です。
 
 
上記のように緊急性がある場合は
夜間でも必ず受診して下さい。
 
 
その際、発症から何時間経っているのか
医師に伝えられるように
覚えておいて下さいね。
 
 

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