読書感想文の書き方のコツ 小学生におすすめの本と文章の例

子ども

dokusyokansoubunkakikata
 
 
文章を書くのが苦手だと
読書感想文の宿題は、大変ですよね。
 
 
そこで今回は、例を入れながら
読書感想文の書き方のコツと
小学生におすすめの本をご紹介します。
 
 

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読書感想文の書き方のコツ

 
 
自由研究のまとめ方と同じで
読書感想文にも「流れ」があります。
コツは、この「流れ」をつかむこと。
 
 
まずは、自分が読みたい本や興味がある本
前に読んで面白かった本を選びます。
 
 
選んだら「ふせん」を用意して
ワクワクした所や、気になった所
ドキドキした所などにふせんを貼ります。
 
 
これで、読み終わった後でも
気になった所がすぐに思い出せますよ。
 
 
自分の本なら、蛍光ペンなどで
線を引いてもいいですね。
 
 
では、本を読んで下さい。
 
 
読み終わったら、ノートを用意して
本のタイトルと、作者を書きます。
その下に、感想も書きましょう。
 
 
・主人公のAちゃんの前に猫が現れた時
 猫がしゃべったのがビックリした!
 
 
・他の動物ももしかしたらしゃべる??
 想像したらワクワクした!
 
 
・小さな動物が人間を守ろうと
 戦ってくれた場面では感動した!
 
 
このように「どの場面の感想か?」を
ふせんを貼ったページを見ながら
感想を書きます。
 
 
また、その場面で自分は「どう思ったか?」
「なぜそう思ったか?」など
感想の理由も書くようにしましょう。
 
 
「どの場面に感動したのか?」
「どうして感動したのか?」
ここを考えるのが、とても大事です。
 
 
ここまでできたら、次は組み立てです。
「はじめ」「中」「終わり」
 
 
この3つに分けて、組み立てます。
これを「構成」といいます。
 
 
「はじめ」には「あらすじ」を書きます。
「この本はAが○○するお話しです」など
誰がどうした?ということを書きましょう。
 
 
この本を選んだ理由やきっかけを
短くまとめてもいいですよ。
ただし、ここには感想は書きません。
 
 
「中」は、ノートの感想を書く部分です。
ただ「ワクワクしました」ではなく
 
 
「どの場面」が「どうして」
ワクワクしたのかを書きます。
ここは、ノートがあれば簡単ですね。
 
 
最後に「終わり」を書きます。
これは、まとめの部分ですね。
 
 
この本を読んで気がついたことや
思ったことなどを書きましょう。
 
 
・動物がAちゃんを守る姿を読んで
 私も大切な人を守りたいと思った
 
 
・私もAちゃんのように
 動物と話せるようになりたい
 
 
・すごくワクワクするお話しだったので
 他のシリーズも読んでみたくなった
 
  
このように、気付いたことにも
「理由」をつけるようにしましょう。
 
 

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読書感想文で小学生におすすめの本

 
 
さて、文章の構成がわかったところで
実際に本を選んでみましょう。
 
 
感想文がなかなか進まない理由として
「どんな本を読めばいいかわからない」
というのがありますよね。
 
 
楽しんで感想文を書くコツは
「おもしろそう!」「おもしろかった!」
と思った本を選ぶことです。
 
 
おもしろい本って、
誰かに話したくなりませんか?
 
 
「○○って本のAちゃんてね、
 あーでこーでこうなんだよ!
 すごくない??」とか。
 
 
この「人に話したい気持ち」を
紙に書くと、読書感想文になるんです。
 
 
それでもなかなか選べない・・・
という場合は、おすすめ本の中から
おもしろそうな物を選んでみましょう。
 
 
低学年(1~2年生)向け

・けんかのきもち
・ひみつのきもちぎんこう
・ごめんねともだち
・しゅくだいさかあがり
・一さつのおくりもの
 
 
中学年(3~4年生向け)

・さかさ町
・ドリトル先生
・しっぱいにかんぱい!
・マジック・ツリーハウス
・すみれ島
 
 

高学年(5~6年生)向け

・ワンダー
・トモ、ぼくは元気です
・茶畑のジャヤ
・教室の祭り
・大村智ものがたり
(苦しい道こそ楽しい人生)
 
 

読書感想文の例 小学生の場合

 
 
いよいよ原稿用紙に文を書きます。
まずは本のタイトルと名前ですね。
 
 
1行目に書く本のタイトルは
2~3マスあけて書き始めます。
 
 
名前は、下を1マスあけます。
姓と名の間は、1マスあけます。
 
 
【例】

1.「ワンダー」を読んで
2.五年一組 山田 今日子
 
 

次に「はじめ」の部分です。
書き始めは1マスあけます。
 
 
【例】

私が読んだのは「ワンダー」という本です。
この本は、少年が○○するお話しです。
 
 
どうしてこの本を選んだかというと
表紙の絵の顔が、目が一つしかなくて
とても気になったので手に取りました。
 
 
次に「中」の部分です。
段落を変える時は、1マスあけます。
 
 
【例】

この本で1番感動した場面は
少年がお友達を見つけた時です。
この時、私は胸が熱くなりました。
 
 
他にも、心に残った場面があります。
それは・・・・・・・・の時で
私は少年と同じようにドキドキしたからです。
 
 
最後に「終わり」の部分です。
気付いたことや、感想をまとめます。
 
 
【例】

この本を読んで、言葉の力は
とても大きいものだと感じました。
 
 
私も、家族やお友達には
心にひびくすてきな言葉を
かけたいな、と思います。
 
 
「ワンダー」を選んで良かったです。
これからも感動する本を、
もっとたくさん読みたいです。
 
 

まとめ

 
 
【例】では、短くまとめてありますが
実際は、もっと「中」の感想の部分を
色々な言葉を使って表現して下さい。
 
 
学年によって、枚数が違いますから
枚数にあわせて「中」を増やしましょうね。
 
 
感想を詳しく書いてみたり
起こった出来事を説明したり
 
 
「自分ならこうするのに」など
思ったことを書くといいですよ。
 
 
満足できる読書感想文を書いて
楽しい夏休みを過ごして下さいね。
 
 

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