冬になると鼻水が出るのには
いくつかの理由があるんですが
鼻水が透明でサラサラしている場合は
3つのアレルギーが原因になっています。
それぞれの原因に合わせた
冬の鼻水対策の方法です。
冬に鼻水が止まらなくなる理由
冬に鼻水が出るのは
このどれかが原因です。
このうち、サラサラした鼻水が出るのは
3、4で、1はサラサラからネバネバへ
2は最初からネバネバ、ドロドロしています。
今回は、サラサラ鼻水の原因となる
3つのアレルギーをお伝えします。
1つめは花粉症によるもの。
「秋の花粉症」でもお話ししたように
花粉は1年中存在しています。
12月~2月にかけては、スギ、
イネ科の植物、ブタクサ、ハンノキ、
ヒノキが開花、微量に飛散します。
春に何も症状が出ない方は
花粉症には気が付きにくいですが
「冬だけ花粉症」も有り得るのです。
2つめは、花粉以外のアレルゲン
ダニやカビ、ホコリ、動物のフケなど。
カビと言えば梅雨時期を思い浮かべますが
寒くなって、久しぶりにつけたエアコンや
ヒーターなどが、カビてる事は多いもの。
吸い込むと、くしゃみ鼻水鼻づまり等
アレルギー症状が起こります。
久しぶりに出した布団も同じです。
カビが生えていなくても
ダニやホコリがついています。
あとは目に見えないレベルのホコリ、
ダニのフン、衣類の繊維、煙草の煙等
いわゆる「ハウスダスト」ですね。
これらのアレル物質や花粉、菌、
ウィルスなどに強い味方!といえば
「空気清浄機」ですが
高性能な物は値段も高くなるので
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鼻水が透明でサラサラの場合
アレルギーの3つめが
「血管運動性鼻炎」というものです。
検査をしても何も反応が出ないのに
アレルギーが出る、不思議な症状です。
「アレルギー性鼻炎」と
「血管運動性鼻炎」。
どちらもくしゃみや鼻づまりなどが
同時に出ることが多いのですが
痒みだけは、血管運動性鼻炎にはありません。
一番は、耳鼻科で検査をすることです。
原因が特定できるので、改善も早いですからね。
どうしても検査に行く時間がない方は
目や鼻の粘膜が痒いかどうか?
ここを基準にすれば、
二分したどちらかなのかがわかります。
検査に行ける方は、アレルゲンを確定し
それを避けることと、薬の服用で
さらさらの鼻水とお別れできます。
検査をしても特定できるアレルゲンがなく
血管運動性鼻炎と診断された方は
温かい部屋から寒い外に出た時
外で冷たい空気を吸い込んだ時
外から温かい部屋に入った時などに
さらさら鼻水とくしゃみが出ますよね。
気温差で出ることが多いので
朝、布団から出た時にも出やすいです。
温かい食べ物を食べた時や
お風呂上がりで体が冷える時にも
症状が出やすいですから
鼻が出てから「あっ」と気付くのではなく
「この時には出るな」と予測を立てて
体を冷やさない努力が必要です。
鼻の粘膜過敏が原因とされているので
薬を飲むなら抗アレルギー剤ではなく
免疫バランスを整える、漢方がいいです。
血管運動性鼻炎は女性が多いそうです。
中でも、運動をあまりしない方や
ストレスに弱く、自律神経のバランスを
崩しやすい方はなりやすいのだとか。
冬は普段の不摂生が出る時期ですね。
冬の鼻水対策!
血管運動性鼻炎の対策は
「自律神経のバランスを崩しやすい」
という自覚がある場合
この3つが重要です。
アレルギー性鼻炎の場合は
花粉症なら、検査で花粉を特定して
その花粉情報に詳しくなることです。
例えば、ハンノキが原因だとわかったら
「1月には開花して中旬には飛び出すから
花粉症の薬をもらっておいた方がいいな」
など、予測して行動することで
ずいぶん楽になりますよ。
ハウスダストが原因の場合は
毎日、まめに掃除をする習慣をつけ
掃除する時にはマスクをしたり
掃除機より、クイックルワイパーにしたり
ダスキンなどを利用するのも1つです。
空気清浄機も大事ですね。
布団のダニには、レイコップや
布団クリーニングを活用しましょう。
また、病院によっては
体質改善の薬を服用することで
鼻炎に効果が出る例もあるそうですから
できれば時間を作って一度
耳鼻科に行かれることをおすすめします。
なぜこんなに鼻水が出て止まらないのか?
これがわかるだけでも、気分的に
全然変わってきますからね。
どうかお大事になさって下さい。
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