足の親指の爪だけ白い、または
黄色い、黒いなどの症状があり
サンダルが履けない程爪が汚いなら
もしかして、爪水虫かもしれません。
まずは爪水虫の特徴を知り
自分と照らしあわせてみて下さい。
当てはまる方は、早めに受診が必要です。
治療期間と費用についてお伝えします。
足の親指の爪に白い濁りがある
サンダルが履きたくなる季節には
足の汚さが目立ってきますよね。
特に親指の爪は、人目につきやすいです。
自分では「ちょっとボロボロかな?」
程度に思っていても、友人から
「足の爪どうしたの!?」なんて指摘され
はじめて自分の異常に気付く場合もあります。
病院に行った方がいいのだろうか?
それとも、お手入れすることで
自然に治っていくものなのか?
この違いは「病気かそうでないか」
で判断します。
足の爪が白くなる病気は
・貧血
・ネフローゼ
・爪水虫(爪白癬)
病気じゃないのに白くなる理由は
・除光液の使いすぎ
・合わない靴による圧迫
・点状爪甲白斑
病気の場合は受診が必要ですが
どの病気か?の判断としては
他にも症状があるかどうかと
爪の変色の仕方で判断します。
点状爪甲白斑は、名前の通り
爪に白い斑点が出るのですが
斑点の正体は空気です。
私が子供の頃は「幸運の星」
と呼ばれ、この白い斑点が出ると
「いいことがある」なんて言われていました。
病気ではないので、治療の必要は無しです。
だんだんと上にあがっていきます。
貧血の場合は「なんとなく
全体的に白い」といった感じで
立ちくらみや疲れやすい
ダルい、動悸、すぐ息切れする、
などの症状も伴います。
ネフローゼは、帯状の線が
横に白くあらわれます。
腎臓が悪い方に見られる現象です。
一方、爪水虫(爪白癬)は
白かったり黄色かったり
クリーム色っぽく濁ります。
それでは、もっと詳しくみていきましょう。
爪水虫でサンダル履けないくらい爪が汚い
爪水虫は別名「爪白癬(つめはくせん)」
と呼ばれ、白癬菌に感染した水虫です。
特に、親指に感染しやすいです。
白濁の他の症状は、爪がボロボロ
ガサガサ、ゴワゴワ、変形、
爪が厚くなって切り辛い・・・など。
ペディキュアを落とした後に
「妙に爪が濁っているな」と思ったり
「なんだか爪が切りづらくなったなぁ」
と感じたら、感染している可能性があります。
爪の根元よりは、爪の先から
変色していくことが多いようです。
濁りが濃く、黒くなることも。
重度の感染では、痛むこともありますが
初期では自覚症状がないため
自分では気付かない方も多くいます。
足の水虫は痒いんですけどね。
爪は痒みがないんです。
色や厚み、変形を確認して下さい。
「怪しい」と思ったら、皮膚科です。
検査で白癬菌がいるかどうかを
調べてくれるので、確実にわかります。
痛くもかゆくもない、というのに
なぜ受診する必要があるかというと
放置することで、移るからです。
自分の親指から人差し指へ。
または、家族や彼、親しい友人に。
空気感染はしませんが、
スリッパやバスマットから移ります。
やはり、好きな人には
迷惑をかけたくないですよね。
見た目で判断するのは難しいので
病院に行くのが1番です。
爪水虫の治療期間と治療費について
どんな病気でも、治療期間は様々です。
進行具合で、個人差があるからですね。
一般的な目安としては、半年です。
これは、爪の生え変わりと関係があり
足の爪は1ヶ月で
約1.5mm程伸びることから
生え変わるのに半年かかる計算です。
治療法は、飲み薬と塗り薬があり
病院により、違いがありますが
爪水虫の場合は、併用が多いようです。
飲み薬が処方される場合は
月1程度の血液検査もします。
副作用(肝臓への負担)の確認ですね。
飲み薬は、半年間毎日飲むタイプと
「1週間飲み3週間休む」を
3回繰り返すタイプとがあります。
2タイプそれぞれの薬の相性や
常用薬との飲み合わせもありますから
医師とよく相談の上、処方してもらって下さい。
治療費に関しても、進行度合いや
薬の処方で変わってきます。
病院の診察料、処方せん料、薬剤費、
そして血液検査がかかりますので
あくまでも目安となりますが
半年で3~5万円位だと言われています。
まとめ
健康な爪はピンク色。
いつも足の爪まで気にかけていれば
夏に焦ることもありません。
健康状態がわかりやすい爪。
普段から清潔に保つことと
合わない靴を履かないこと。
ムレるのを防ぐこと
足先まで保湿してあげることが
爪水虫を防ぐ方法になります。
再感染しなうよう
気をつけて下さいね。
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