「冬至にかぼちゃを食べて風邪知らず」
昔の知恵が詰まった、日本の良い風習ですが
地域によって食べ方が違うんですよね!
そこで今回は「かぼちゃ料理」特集です。
地域別の食べ方や、煮物以外のメニュー等
色々ご紹介したいと思います。
冬至のかぼちゃ料理は地域により違いがあった
前回は、なぜ冬至にかぼちゃなのか?等
由来や縁起担ぎについてお伝えしましたが
↑このページでお話ししたように
北海道出身の私は「お汁粉風」でした。
お餅の代わりに、かぼちゃが入ったものです。
北海道内でも、結構違いがあるようで
お汁粉のお餅をかぼちゃ餅にする所や
お餅ではなく、白玉を入れる所
また、お汁粉ではなく
かぼちゃと小豆を甘く煮たものや
煮付けたかぼちゃに、小豆を乗せたりと
道内出身の友人と話しているだけでも
色々出てきて、面白かったです^^
ちなみに、私たちは上記の料理を
「小豆かぼちゃ」と呼んでいましたが
「いとこ煮」という呼び方もあるみたいですね!
語源は硬いもの(小豆)から順番に
「追々煮ていく」というダジャレ?
追々⇒甥々⇒いとこo(>▽<)o
こんな説があるらしいんですが
私はこの名前を知らなかったので
ちょこっと調べてみたんです。
まず「かぼちゃ+小豆」は全国区なのか?
これはどうやら「NO」のようで
東北出身の友人は食べていましたが
関東出身の友人は「え?」「は?」
・・・という返事が(^_^;)
関東では「煮付け」が一般的なようですね。
次に「いとこ煮とは?」ですが
Wikipediaでは「各地の郷土料理」とあり
北陸地方や奈良、京都、山口の方に
伝わる料理のようですが
かぼちゃと小豆以外にも、大根や
にんじん、里芋、油揚げなども入れ
味付けする地域もあるんだそうです。
福島の若い友人に聞くと
「かぼちゃに粒あんを乗せる」
と言っていましたが
「それっていとこ煮っていうやつ?」
と聞くと「え、いとこ煮って言うの?」
と、逆に聞き返されてしまいました(笑)
若いから、知らなかっただけかもしれません。
そう考えると・・・
年齡により
嫁ぎ先により
伝え方により
捉え方により
時代により
色々変化していくのかもしれませんね。
道内でも違いがあったように
各県でも様々な違いがあるかと思います。
その辺りはご了承下さいませm(_ _)m
なんだかんだ言ってきましたが
極論、美味しければいいと思いますし
冬はかぼちゃの栄養を摂り入れたいところ。
先人の知恵から来る、
日本の素晴らしい風習を
冬至にたっぷり楽しみましょう♪
冬至のかぼちゃ料理は好きな物でOK!
「冬至にかぼちゃ」は、意味がありますが
「この料理でないとダメ」といった
厳密な決まりは無いようですから
飽きが来ないように、
色々チャレンジしたいですね。
上でご紹介した「かぼちゃお汁粉」は
小豆の缶詰を使えば超簡単です!
かぼちゃを切って、所々皮を剥き
鍋で柔らかくなるまで茹でるか
ラップして、レンジでチン。
ゆであずき缶は、砂糖入りが多いので
温めて、かぼちゃを入れるだけ!
昔から赤は魔除け、厄除けの意味を持ち
神社の鳥居などにも使われていますが
考えたら、小豆って赤いですもんね。
しょう油や水を加えて煮詰めれば
「小豆かぼちゃ」になりますし
昆布を入れる地域もあれば、お餅や白玉
すいとん、北海道なら甘納豆も♪
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小豆や煮付けに飽きて来たら
同じく厄払いの意味を持つ
柚子とかぼちゃを煮ても美味しい。
柚子同様、冬至に食べると縁起がいい
「ん」のつく食べ物とのコラボもいいですね。
冬至七種がすべて入れて
けんちんうどんや、鍋焼きうどんも
温まりながら運が良くなるかも^^
定番が嫌い!という方は
特に型にはまらずに
色々作っていいと思います。
冬ですから、かぼちゃのシチューや
コロッケ、グラタン、ポタージュ
スイーツやサラダという手もありますネ。
私もうちの子たちも好きなのは
レンチンしてマッシュしたかぼちゃに
片栗粉を混ぜて団子状に丸め
フライパンで焼いてチーズを乗せたり
黒蜜をかけて、きなこをまぶしたり
鍋に入れても美味しいですよ(´∀`*)
素揚げして塩をふっただけでも
バターでソテーしただけでも
味噌汁に入れるだけでもGOODですよね~
あとは、ハロウィンのページでも
何点かカボチャ料理を紹介したんですが
「かぼチーズ巻き」は、大人にも
子供にもめちゃくちゃ好評です!
よかったら、ぜひ取り入れて下さいね。
まとめ
あなたの地域では、
どんな冬至を過ごしますか?
冬至は「悪運がリセットされる日」
このようにも言われています。
ご当地ならではの料理を食べて
運気を上げて下さいね☆
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