観葉植物にたかるコバエ・・・
ベランダでもイヤですが
室内なら、もっとイヤですね。
駆除するには、殺虫剤を撒く?
土ごと変えて植え替えをする?
それとも、他にもっといい方法がある?
最適な対策方法をご紹介します。
観葉植物のコバエはやはり殺虫剤がいい?
せっかくインテリアとして
きれいな植物を置いたのに
ハエがたかっては・・・台無しですね。
手っ取り早く退治するには
殺虫剤が思いつきますが
果たしてコバエに効果はあるのか?
また、植物に害はないのでしょうか?
まず、観葉植物にたかるコバエは
「キノコバエ」がほとんどです。
灰黒色で、体長は2mmほど。
湿気を好み、薄暗い場所によくいます。
腐葉土から発生することが多く
観葉植物の茎から養分を吸います。
キノコバエは、ハエ用殺虫剤で死にますが
ペットや乳児がいる室内では
あまり使いたくないですし
元を断たなければ、まだ湧きます。
また、コバエと言っても「チョウバエ」や
「ショウジョウバエ」用のものでは
キノコバエには効果がありません。
ペット、乳児の心配がなく
殺虫剤を使うなら、1プッシュ式の
「コバエがいなくなる」がお薦めです。
観葉植物に直接噴射すると
葉が枯れたり、傷んだりしてしまうので
気をつけて下さいね。
また、見た目は悪いですが
「園芸用のハエ取り棒」は
キノコバエがよく取れます。
【あす楽】植木鉢 観葉植物 コバエ 駆除/ ハエ取り棒 園芸用 8本入 [殺虫剤不使用] 花壇 キノコバエ クロバネキノコバエ 駆除
観葉植物のコバエは植え替えしないとダメ?
コバエの発生源が土だった場合
土を替えて植え替えるするか
土に観葉植物用殺虫粒剤を振るか
この2点を考えますよね。
培養土は腐葉土と肥料が混ざっていて
コバエの卵が入っていたり
虫が寄って来やすい土ですから
明らかに土が原因であるのなら
替えたほうが良いのですが
植物には植え替え時期がありますので
その植物に適した時期に替えて下さい。
土も適したものにして下さいね。
(基本的には、植物の植え替えは
5月から9月に行います)
自分で土をブレンドして
有機肥料をやめ、化成肥料を使えば
その後のコバエの心配はなくなります。
時期が悪いな、と思ったら
上から5cm程の土だけ替えて
「オルトラン」(粒剤)を土に振ったり
「ダントツ水溶剤」を薄めてかけたり
試してみるのも一つです。
キノコバエが繁殖するのは
「上から5cm程度の範囲」
だと言われているからですね。
替えるなら、上から5cm程度を
「赤玉土」のような無機土にして下さい。
観葉植物のコバエ駆除で最適な方法は
殺虫剤や土を替えるより
1番やらなくてはいけないことは
実は「土の乾燥」です。
培養土が湿っている状態が
コバエが最も好む状況なので
「土は乾き気味」でキープしましょう。
これだけでも、いなくなる可能性は高いです。
枯らさないようにと、水をやり過ぎず
受け皿にも水をためないようにして下さい。
「土が乾いたら水やりをする」
これが基本になります。
乾燥が苦手とされる観葉植物でも
一度にたっぷりあげれば、大丈夫です。
その際には、受け皿に落ちてきた水は
すぐに捨てるようにして下さいね。
まとめ
「湿気でジメジメした培養土」と
「有機肥料」がコバエの原因です。
「乾燥気味」と「化成肥料」を
徹底しましょう。
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