脇汗を止める簡単な方法です。
ちょっと歩いただけで
いつまでも止まらない汗・・・
イヤですよね。
今回は、さりげなく脇汗を止める
「ツボ」と「血管」についてのお話しです。
脇汗を止める簡単な方法
「汗腺にフタをして汗を止める」
という制汗剤が流行っていますね。
私も3商品ほど使用してみましたが
どれも一長一短だと感じました。
効果があるものは成分が強いのか
脇が荒れて、痒くなりましたし
肌荒れしないものは効果が薄く
「あれ?汗出てるんだけど(^_^;)」
という感じだったんですよね。
肌との相性が良いものがあれば
制汗剤が1番簡単だと思いますが
「合うものが見つからない」
「薬品のようなものはキライ」
このような方のために
ナチュラルでお金のかからない
制汗方法をご紹介します。
それは「太い血管を冷やす」こと
そして「ツボ押し」の2つです。
では、詳しくみていきましょう。
※脇汗が目立たない服やパットについて
知りたい方はこちらのページをご覧下さい
脇汗が止まらない時は血管を冷やす
脇の下には、太い血管があります。
足の付け根や首元、手首、足首
足の裏などにもあります。
「太い血管」ですから
目で見ても確認できると思います。
ここを冷やすと、まず血液が冷えます。
冷えた血液が全身をめぐれば
体温が下がるんですね。
熱中症の緊急処置でも
大きな血管を冷やしますよね。
ですから、首に巻くクールタオルや
ひんやりスカーフがよく売れています。
オシャレ・・・とまでは言えませんが
違和感はないですからね。
これ、結構汗が止まります。
首に巻くのに抵抗がある方は
手首に巻いてもいいですし
足首でもOKです。
要は太い血管を冷やせばいいので
巻かなくても、上から抑えたり
当てるだけでも効果はありました。
わざわざひんやりグッズを買わなくても
凍らせたペットボトルや保冷剤など
冷たいもので血液を冷やしてみて下さい。
私は電車の銀色の手すりに手首を当て
ぬるくなったら、場所をずらして
ひたすら冷やすことがよくあります。
電車で何も持っていない時には
コレです(笑)
汗が引いたら、休憩です。
冷やし過ぎると体に悪いです。
体温調節ができなくなるからですね。
家に着いて、1人になったら
きちんと汗をかいて
体の熱を放出して下さいね。
脇汗を止めるツボはある?
ツボ押しも、覚えてしまえば簡単ですし
人前で押しても、手なら気付かれません。
まずは手のツボから。
①合谷(ごうこく)
②労宮(ろうきゅう)
③後谿(こうけい)
①の合谷は「万能のツボ」と言われ
便秘や肩こり、頭痛、鼻炎など
色々な不調に効くんですが
熱と水分を調節もしてくれます。
人差し指と親指が合わさる辺りの
少しくぼんだ所です。
②の労宮は、手を握った時に
中指が当たる辺りがツボになります。
緊張が和らぐツボでもありますので
精神的な発汗にも効果的ですよ。
③の後谿は、手を握った時に
小指の横にぷくっとはみ出るシワ、
感情線の辺りにあります。
3秒押して、押しながらグリグリして
その後ふっ・・・と離します。
これを何度か繰り返しましょう。
ツボは、きちんと入れば効果が出ます。
場所がいまいちわからない場合は
その近辺を押してみて下さい。
痛気持ちいい所があれば
そこがツボです。
次に、体にあるツボです。
「身柱(しんちゅう)」は
首を曲げた時に出っ張る骨から
くぼみ3つ分下です。
肩甲骨の真ん中辺りですね。
そして「大包(だいほう)」。
舞妓さんがこのツボを帯で圧迫し
顔に汗をかかなくするのは、有名です。
脇の下から下にさがった
第6肋間の辺りです。
この2つのツボは、なかなか人前では
押せないかもしれませんが
身柱なら、何かによりかかって押したり
大包なら、腕を組んだフリして押せます。
さりげなく頑張りましょう。
まとめ
人前にいる時は、汗を止めたいので
ツボや血管を冷やして制汗しますが
汗を止めっぱなしはよくないので
家にいる時や1人の時は
軽い運動やお風呂などで
しっかり汗をかいて下さいね。
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