お歳暮のお礼状ははがき?電話?文例や断り方をご紹介

季節の行事

oseibooreijouhagaki
 
 
お歳暮が届いたら、お礼状を書きますが
はがきにするか、封書にするか
電話やメールでもよいのかどうか?
 
 
迷っている方に、文例を混じえて
書き方や断り方をお伝えします。
 
 

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お歳暮のお礼状ははがきか封書か

 
 
初めてお歳暮をいただきた時は
私もお礼の仕方がわかりませんでした。
 
 
調べて「お礼状を書くらしい」
とわかっても、何と書いたらいいのやら?
こんな状態でしたね(^_^;)
 
 
今では、基本的な文章はマスターしたので
あとは状況に合わせて、頂いた物や
お心遣いに感謝する言葉を、書き添えます。
 
 
お礼は手紙で出すのが正式マナーですが
はがきで出しても、失礼にはなりません。
 
 
なぜなら、お礼状はお歳暮を頂いた事へ
感謝の気持ちを言葉にするものですから
それ以外の内容は書かないものだからです。
 
 
目上の方へ、より丁寧に送るなら手紙
親戚や友人など、親しいならはがき
このように使い分ければいいと思います。
 
 
目上の方への手紙の場合は
便箋も封筒も白が無難です。
模様入りは、親しい方へ使いましょう。
 
 
はがきの場合、絵はがきでも構いませんが
上品な絵柄を選ぶようにして下さい。
花や風景のワンポイントがおすすめです。
 
 
「お礼状だけでいいのかしら?」
「お返しはしなくていいの?」
このような疑問もあるかもしれませんが
 
 
お歳暮とは、お世話になった方へ
感謝の気持ちを込めた「贈り物」ですから
お返しは必要ないとされています。
 
 
お礼状だけではなく
どうしても何か贈りたい方は
 
 
頂いたお品物の半額~同額くらいで
「御礼」か「お歳暮」として
贈り合う形を取ってもいいのですが
 
 
あまり高額なものを送ると
「断られた」と感じさせてしまいます。
※「断り方」は最後の章で説明しています
 
 
お返しが年明けになる場合は
「御年賀」として、松の内(1/7)までに。
 
 
松の内を過ぎると「寒中見舞い」になり
お歳暮のお返しとは、また意味合いが変わってきます。
 
 
お歳暮を頂いたら、お礼状はすぐ出し
どうしてもお返しをしたいのなら
早めに手配して下さいね。
 
 

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お歳暮のお礼は電話でもいい?

 
 
正式マナーが「手紙やはがき」ですから
電話でお礼をするのは、相手により
関係性により、といったところです。
 
 
身内や友人などなら、私もありますが
届いてすぐにかけることが大事です。
 
 
目上の方に、電話で済ますことはありません。
ビジネスの場合も、同様です。
 
 
取り急ぎ、届いたことをお知らせしても
必ず、後で正式にお礼状を出します。
 
 
お歳暮は、ほぼ同じ時期に届くので
お礼の電話も集中するかもしれませんし
忙しい時間帯にかければ、返って迷惑なので
 
 
「ごく親しい」とは言えない間柄なら
封書やはがきで送ることをおすすめします。
また、メールに関しても同様です。
 
 
ビジネスの場合、上司から
「お礼のメールをしておいて」
など、頼まれることもありますが
 
 
後日、本社からお礼状を出すはずなので
あくまで「取り急ぎお知らせまで」
と考えます。
 
 
ちなみに、どんなに親しくても
「LINEでお礼」はやめましょう。
 
 
親しき仲にも礼儀あり。
失礼のないようにしましょうね。
 
 

お歳暮のお礼状の文例

 
 
お礼状を出す際のポイントですが
ビジネスや目上の方には、お手本や
例文に添って書いた方が間違いないです。
 
 
挨拶文からはじまり、お礼を述べ
お相手の発展や、健康を願い
 
 
今後のお付き合いの希望等を書き
最後に、日付と名前を書きます。
 
 
はがきの場合「はがきにて失礼致します」
を付け加えるといいですよ。
 
 
ビジネスの場合
[su_note note_color=”#fdfdcc”]拝啓
師走の候、ますますご清栄のことと
お喜び申し上げます。

さて、この度は結構なお品を賜り
誠にありがとうございます。

貴社のご発展と皆様のご健勝を
心よりお祈り申し上げます。

略儀ながら書中を持ちまして
御礼申し上げます。

敬具[/su_note]
 
 

目上の方への場合
[su_note note_color=”#fdfdcc”]拝啓
師走の候、皆様にはお変わりなく
お過ごしのことと存じます。

さて、この度は心のこもったお品を
お送り頂きまして、
誠にありがとうございました。

いつもながら、お気づかいいただき
恐縮するばかりです。

年末お忙しいとは存じますが
お体に気をつけて、良いお年を
お迎え下さいませ。

とりいそぎ
はがきにて失礼致しました。

敬具[/su_note]
 
 

お歳暮を断りたい場合
[su_note note_color=”#fdfdcc”]拝啓
師走に入り、
慌ただしい毎日が続いております。

皆様お元気でお過ごしのご様子
何よりのことと存じます。

この度はお心遣いをいただきまして
誠に恐縮しております。

どうぞ今後はこの様なお気遣いは
なさいませんよう、お願い申し上げます。

寒い日が続きますが、
どうかお元気でお過ごし下さいませ。
まずは書中にてお礼、お詫び申し上げます。

敬具[/su_note]
 
 

上の章でも触れましたが
送られてきたお歳暮の2倍ほどの金額で
お返しを送った上で、お断りのお礼状を出すと
 
 
「次回からはけっこうです」
という意味になりますので
送り返すような失礼はしないで下さいね。
 
 
お歳暮を頂いたことには感謝して
角が立たない表現を選びます。
 
 
「お気持ちだけいただきます」
と伝わるように書きましょう。
 
 

まとめ

 
 
文例は、自分の言葉に直して下さいね。
また、例での改行のままではなく
適切な位置で改行して下さい。
 
 
お礼状は、お断りする場合でも
心をこめて、丁寧に書きましょう。
 
 

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