夏バテで食欲がない・・・
なんとか解消したいけど
食べると吐き気がしてしまう。
そんな時には、ツボをおすすめします。
「暑くてだるい、眠い、やる気がない」
こんな時にも効果の出るツボを
それぞれご紹介しますね。
夏バテを解消するツボ
前回は「夏の暑さに弱い人の特徴」
こんなお話しをしましたが
予防する前に夏バテしてしまったら
ツボ押しが1番カンタンです。
食欲がなくてもできるからですね。
食事で夏バテ予防をしていた方には
特におすすめの療法です。
ツボ押しで食欲が戻ったら
また食事療法を実践できますからね。
もし「ツボはやったけど効果がなかった」
という方がいたとしたら
それは押す場所がズレていたか
効果が出る前にやめてしまったか
このどちらかです。
特に足裏は、しっかりツボに入らないと
全然効果が出ないんですよ。
この辺りも踏まえ、わかりやすいように
「食欲」と「ダルさ」に分けて
お伝えしていきますね。
夏バテで吐き気や食欲不振にいいツボ
夏バテで多い「食欲がない」
「食べようとすると吐き気がする」
このような消化器系の症状に効くのは
鳩尾(きゅうび)
肋骨が合わさった中央の骨の先端より下、
みぞおちの1番上の部分です。
食欲不振、不眠、ストレス、息切れ
しゃっくりにも効果があります。
中脘(ちゅうかん)
上の「鳩尾」とへその真ん中です。
ゆっくり、気持ちいい程度に押すか
ホットタオル等で温めてもいいです。
食欲不振や吐き気、胃痛、膨満感
これらの症状に効果があります。
上の2つは特に、食後には押さないで下さいね。
次に、足裏の反射区をご紹介します。
足裏の場合は腎臓→甲状腺→胃
この順番でもんで下さい。
腎臓は足の裏のど真ん中
水色のそら豆のような形の部分です。
左右の手の親指を重ねたり
人差し指を曲げて第二関節を使ったり
ツボ押し棒などで、えぐるように押します。
甲状腺は、足の親指の付け根下の大きな骨
この大きな骨の横と下、深緑の部分です。
タテタテヨコヨコと
行ったり来たりして下さい。
胃は甲状腺の下のオレンジ部分。
ここもえぐるようにもみます。
消化器が弱って食欲が落ちたり
吐き気がする時には、かなり痛いですが
ここが柔らかくなると、胃の調子が良くなります。
暑くてだるい時や眠い時
暑くて体がダルかったり
寝ても疲れが取れなかったり
寝てるのに、日中やけに眠かったり・・・
夏バテがこういった形で出るのは
暑くてよく眠れていないため
疲労が重なっている場合が多いんです。
ぐっすり眠れて、ダルさを取るには
「腹腔神経叢」の反射区をもんで
自律神経を整えるのが効果的。
腹腔神経叢は、日本では「湧泉」と呼ばれ
疲労回復、スタミナアップ、
冷房による冷えにも効果があります。
足をググッとすぼめた時にできる
「人」の形のシワの中央です。
腎臓の反射区の指1~2本上にあります。
「解渓」(かいけい)は
血やリンパのめぐりを促進し
胃腸の元気も取り戻します。
足首をすねの方に曲げるとできる
くぼみの部分にあります。
手の親指を解渓に当ててから
足首を曲げると、ツボに入りやすいです。
最後に「足三里」(あしさんり)。
足の疲れを取り、胃の調子を整えます。
膝の皿から指4本下の外側
1番くぼんでいる部分です。
痛いくらいが効きますから
アザが出来ない程度に
頑張って下さいね。
まとめ
妊娠中や食後30分以内、
飲酒後、熱がある時には
ツボや反射区は押さない方がいいです。
力が無い方は、棒を使ってもいいですが
指の方が骨の位置がわかるので
ツボや反射区に入りやすいです。
痛い所は悪い所ですが
息を吐きながら押すと
少し痛みはやわらぎます。
できれば集中して押して頂きたいので
テレビは見ずに、ヒーリング音楽で。
リラックスしてやってみて下さいね。
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