節分の豆の食べる数って
「歳の数だけ」って言いますが
小さい子や、中年~ご高齢の方は
けっこう辛くないですか?
そこで、節分の豆が残った時に
利用できる食べ方をご紹介します。
イチオシは縁起のいい「福茶」です♪
節分の豆を食べる数って決まってる?
なぜ「年の数」なんでしょうね?
習慣なので、考えた事もなかったですが
子供に聞かれたので、調べてみました。
節分の豆は「福豆」って呼ばれますよね。
「炒って邪気払いをしてある豆」
これが「福豆」の定義らしいです。
昔の人は、撒いた豆から芽が出ると
災いが起こると考えていたので
回収できなかった豆から芽が出ないよう
最初から炒った豆を撒いていたんですね。
そして「年の数だけ豆を食べれば
からだに年と同じ数の福が入る」
と言い伝えられているので
来年も幸せに、健康に過ごせるように
願いを込めて「福」を取り入れる、と。
なるほど~子供も納得です(・▽・)
節分の豆 歳の数だけ食べるのはキツイ!
子供たちは8~13粒で
「足りない!」ってくらいですが
私なんかは40・・・(汗)
ジジババに至っては、70粒を越えるわけで
無理なんです、正直言って(^_^;)
しかも、食べる豆の数というのは
「数え年」だって、知ってました?
つまり、現年齡+1ということ。
まぁ、40も41も
変わらないような気もしますが
この1個が重いような気もします(笑)
地域によっては、数えではなく
満年齢で食べる所もあるようですが
私は子供の頃から+1でしたね~。
子供の頃は、それこそ足りなくて
歳の数分、お皿に入れてもらって食べて
撒いた豆も拾って食べて
さらに余ったものも食べたり
とにかく食べまくっていましたが
今は硬いままポリポリ食べるのは
20粒が限界です。
そこで、袋に残った豆の使い道を
色々調べているうちに
「福茶」という言葉を知りました。
私の実家ではない習慣だったんですが
「縁起がいい」ということなので
知ってから、さっそく取り入れました。
美味しいですよ~♪
節分の豆が残ったら
福豆は香ばしくて美味しいですが
私のような、中年にはなかなか大変
ということで、福茶をご紹介します。
作り方は簡単で、炒った福豆と
水、塩昆布、梅干しを鍋に入れて
煮て味が出たら出来上がり!
1人分だと、豆3粒と梅干し1個
塩昆布は、親指・人差指・中指の
指3本で一掴み程度の量なんですが
「豆3粒」の「3」というのは
縁起が良い吉数なんだそうですね。
面倒な場合は、これらを湯呑みに入れ
熱湯を注ぐだけでもできるんですが
鍋で煮出した方が、断然美味しいです。
豆だけたくさん入れて「豆茶」の場合
焦げる直前くらいまで炒ると
すっごく香ばしくて(・∀・)イイ!!
福茶は「縁起がいいお茶」ですが
まるごと食べれば栄養も取れるので
きな粉にしたり、米と一緒に炊いたり
スープに入れても美味しいです。
イソフラボンや大豆レシチン、
サポニン、食物繊維が摂れますよね~
ごはんにするなら、お米をといで
酒、塩、昆布、福豆を入れて炊きます。
米3合で酒大3、塩小1、昆布1枚
福豆90gくらいが目安ですかね。
お好みで調整して下さい。
スープなら、玉ねぎを炒めて
好きな野菜と福豆を入れて
コンソメと塩胡椒で味付けを。
簡単で経済的で、しかも美味しい!
みなさんも、色々工夫してみて下さいね。
今年1年と、来年も楽しく幸せで
健康的に過ごせますように☆
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