さつまいもと焼き芋はカロリーが違う?ダイエットに効果はあるの?

ダイエット

焼き芋が美味しい季節ですが
さつまいも、焼き芋、干し芋など
カロリーが違うことをご存知ですか?
 
 
調理法で変わるカロリーの違いや
ダイエット効果はあるのか?など
さつまいもの疑問についてお話しします。
 
 
できれば美味しく
そして太らず食べたいですよね。

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さつまいもと焼き芋のカロリーは

 
まずはカロリーの違いを見てみましょう。

さつまいも(生)100g132kcal
さつまいも(蒸し)100g131kcal
焼き芋100g163kcal
干し芋100g303kcal

次に、栄養を見てみます。

さつまいも(生)100g糖質29.2g食物繊維2.3g
さつまいも(蒸し)100g糖質27.4g食物繊維3.8g
焼き芋100g糖質35.5g食物繊維3.5g
干し芋100g糖質66g食物繊維5.9g

「蒸す」と生よりいい感じなのに
「焼く」「干す」と調理法が変わるだけで
どうしてこんな差が出るのでしょうか?

それは「水分」に秘密があります。


焼いても干しても、水分が減りますよね?
水分が減れば、重さも減ります。
 
 
例えば・・・
100gのさつまいもが132kcalで
 
 
焼いた事で水分が飛び、
90gになったとしましょう。


ここまでは、10g減ったというだけで
カロリーは同じですよね。
 
 
ですが100gとして考えるならば
さつまいもはそのままですが
 
 
焼き芋の方には10g足さないと
同じ100gにならないですよね?
 

 さつまいもと同じカロリーなら
干し芋は1~2枚しか食べられません。


つまり「焼いたからカロリーが増える」
というわけではなく
 
 
「同じ100なら焼き芋の方が
 カロリーが高くなる」ということです。
 
 
「焼くと甘くなるからカロリーが増える」
なんてことはありません。

 
 
干し芋も水分が減るので同じですが
カロリー的には、焼き芋より上!
 
 

大体の干し芋は一袋130g~ですから
130gの小さめの袋だとしても
394kcalもあるということなんです!



美味しくて便利なんですが
カロリー調節しながら食べないと
大変なことになってしまいます(汗)

ダイエット中に食べるのなら
ふかし芋が1番ですね。



ちなみに、このような
ステキな物を見つけてしまいました。

昔は「お芋屋さん」という
石焼き芋の車が走っていましたが
最近では見かけなくなり

時代だなー・・・
と寂しく思っていたので
この鍋、検討中です(笑)



ちなみに「むす」と「ふかす」は
同じ意味です。

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さつまいもにダイエット効果はあるの?



加熱することで重さは変わるが
カロリーは変わらない、
ということがわかりましたね。
 
 
でも、ダイエットで考えるなら
カロリーだけではなく
糖質や血糖値も気にしましょう。
 

先程、栄養部分を数字にしたように
ふかし芋が、糖質が1番低いです。



以前「さつまいもダイエット」が
流行した時期がありましたが
その方法も、ふかし芋でしたね。
 
 
昼食か夕食の時の白米を
「150gのふかした芋」に
置き換えるというものです。
 
 

いくら蒸かしても、芋は芋なので
炭水化物や糖質を摂り過ぎると
ダイエットにならないですからね。



つまり、ダイエットとして食べるなら
150gが適量だった、ということでしょう。

さつまいも自体に痩身効果が
あるわけではないですが

米や小麦製品などの炭水化物より
腹持ちがいいですし、食物繊維が多く

ビタミンやヤラピン、アントシアニン
カリウム、クロロゲン酸なども含むことから

ダイエット向きではある、
という解釈ですね。

「ヤラピン」とは、さつまいもを切ると
ジワッと出てくる白っぽい液体で
腸の働きを活発にしてくれる成分です。

「クロロゲン酸」は、抗酸化作用や
脂肪の吸収を抑える働きが期待される
ポリフェノールの一種です。

食物繊維は「水溶性食物繊維」と
「不溶性食物繊維」も含んでいます。

腹持ちがいいのは、不溶性食物繊維が
水分を吸収して膨れるからです。
便の量も増えるので、便秘の女性にも。

ビタミンではC、E、B1が豊富です。
ビタミンは加熱で壊れやすいんですが

さつまいものビタミンCは
熱に強いと言われています。
でんぷんが膜を作って守るそうですよ。

ビタミンEは、血液サラサラパワーで
血流が良くなることから
代謝アップが期待できます。

カリウムは、体内の余分な塩分を
体外へ排出してくれるので
むくみの防止にもなりますね。

このように、栄養素からみても
食べ過ぎさえ防ぐことができれば
美容と健康には嬉しい食材ですね。

血糖値に関しても、低GI食品です。
「食後の血糖値が上がりにくい食品」
という意味ですね。

血糖値は、血液の中の糖の数値です。
これが少なければ、脂肪を分解して
糖を作ろうとしますから、結果

脂肪を溜め込みにくく
痩せやすいということですね。

まとめ

さつまいもの食物繊維は皮に多いので
良く洗い、皮ごと食べて下さいね。

痩せたい方は、バターや砂糖は厳禁!
「さつまいもだけ食べる」もダメです。

単品ダイエットは、栄養不足になり
リバウンドしますし、痩せにくくなります。

バランスよく食べ、水分を摂り
軽い運動をして筋肉量を増やし
湯船に浸かる事を習慣にして、よく眠る。

これが痩せる絶対条件です。



さつまいも以外の野菜や果物も
カロリーや栄養価を調べて
食べながら美と健康を手に入れましょう!

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